第7回 上海神明電機有限公司 第二製造部 次長 清水 千尋さん
清水さんのご紹介
清水さんは、栃木県のご出身ですが、神明電機株式会社に入社後、福島県富岡町の富岡工場に転勤し、奥様と知り合ったのがきっかけで、その後、富岡町で過ごされ、現在、富岡町に自宅があります。
中国ビジネスとのかかわりは古く、1988年の上海工場設立時に遡ります。上海への赴任は会社設立と同時期で、1992年に一度帰国するも、半年後には再び上海勤務となりました。その後、2000年にまた帰国しましたが、2006年1月より上海へ赴任され、今に至ります
清水さんは、上海駐在時はいつも単身赴任です。1988年当時は、上海といえども家族が生活するのは困難だったためと当時を語ってくださいました。
同社の主な製品
コンピュータやAV機器、デジカメ等に利用される各種スイッチを製造しており、世界的に有名な大手電気メーカーに納品しています。
メインはアッセンブリ(組み立て)で、機械化は進めているものの、多品種少量生産に対応するため、どうしても多くの従業員が必要となるそうです。
また、部品加工の他、金型の製造やメンテナンスも独自に行うようになってきたとのこと。その一方で、富岡工場は、研究開発機能に特化しているとのことです。
従業員との接し方
清水さんは技術者であり、社員を技術指導する立場から、いつも「焦るな、急かすな、怒るな」を念頭に置いているそうです。これは、逆に言えば、「自分で焦って急かし、出来ないと怒る」ということがないよう、自分を戒めている言葉です。もちろん、時には怒ることも必要ですが、怒る前に、その原因を冷静に考えるようにしているとのことでした。
また、中国人だからといって特殊な方法を取っているわけではなく、日本人と同様、同じことを繰り返し説明して理解させていくようにしているとのこと。ただ、日本語は曖昧な面がある反面、中国語ははっきりしているため、あまり極端になり過ぎないよう留意しているそうです。
清水さんは、中国人も日本人も根本は同じであると考えています。そして、従業員を信じ、何ごとも本音で話すことにより、信頼関係を築くよう努めているとのことでした。
その他
清水さんのご趣味は、ゴルフです。始めたのは上海に来てからで、1990年、上海市青浦区に上海カントリークラブがオープンしたのをきっかけにゴルフをするようになり、現在は月に1,2回はコースを廻るそうです。また、練習は週2回ほど行っており、近くの練習場まで自転車で通っているとのことでした。
会社概要
- 名称:上海神明電機有限公司
- 設立:1988年6月20日 (日中合弁) (本社設立:1956年、富岡工場設立:1968年)
- 資本金:19.3億円 (総資産額30億円)
- 従業員3,500名、常駐日本人10名
- 主な製品:各種スイッチ (生産能力5,000万PCS/月)
- 連絡先
〒200245 中華人民共和国上海市上海市閔行経済技術開発区南沙路一号
Tel: 021- 6430-0726 Fax: 021- 6430-1880
http://www.shinmei-e.co.jp/j/
2007年10月11日
福島県上海事務所 中村 敬

